BRAND CONCEPT
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“今日” を生き抜くための服
IDENTITY / DIGNITY / ASPIRATION
自分は何者か。
心に課した譲れないものは何か。
夢を抱き胸を高鳴らせた感情。希望。
私は日々、自分に足りうるのかどうかを問い続けてきました。
自分自身は何者なのかと。
私自身も未だ答えが出ていないこれらの要素は
今を、今日を生き抜き明日を迎える為に
誰もが抱えており答えを出せずにいるはずです。
KYOU は答えを出せない迷える人すべての人に
“今日 “を生き抜くための服を提案します。 -
SEASON THEME
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2024 AUTUMN / WINTER
SEASON THEME
”FROM DAY TO NIGHT, NIGHT TO DAY"
KYOUのクリエーションにとって切り離せない大きな要因のひとつ。
River Phoenix(リバーフェニックス)
彼の存在はKYOUが掲げるIDENTITY/DIGNITY/ASPIRATIONには切り離せない大きな存在である。
KYOUのクリエーションの根幹にはある種の男性の理想像と捉えた人物が彼・リバーフェニックスであり、
リバーを想起させるオマージュを用いたリアルクローズをベースとしたコレクションとなっている。
生前はセックスシンボルだったリバーフェニックスへの憧れがデザイナーを彼の地アメリカへ誘った。
KYOU 2ndシーズンのコレクションはブランドのシンボルであるリバーフェニックスとガールフレンドが
デザイナー自身の目に焼き付いたSUN-SET/RISEの情熱的で儚い時間を共に過ごす空想のストーリーをテーマとした。
深い朝方。夜と翌日の境目。
朝日が差し込む、彼は誰時。
日の終わりを知らせる夕暮れ、黄昏時。
陰(夜)と陽(朝)がもつ相反する美しさ。
それぞれの持つ曖昧な境界線の表現に重きを置きアブストラクトなモチーフを用いて
オリジナルのグラフィックプリント生地を作成。
ユニセックスアイテムではKYOUが得意とする
特殊刺繍をデニムだけではなくスウェット・カットソーも加えて展開。
今シーズンより登場するウィメンズピースは国内の特殊加工場と連携し、
オリジナルロゴをプリーツ生地に落とし込み、糸のグラデーションの変化や
反対色の素材との切り替えで朝と夜の境界線を表現した。
表裏の垣根を表現する手法として【インサイドアウト】の手法を散りばめて作り上げたピース。
”FROM DAY TO NIGHT, NIGHT TO DAY ” 朝から夜へ、夜から朝へ。
時の経過を表現するドラマティックなコレクションを展開します。
2024 SPRING / SUMMER
SEASON THEME
What I Imagined / What I Saw 想像していたもの/見たもの
若いときに思っていた事に対して時が経ち
今の自分がしていること / これからしていくこと / すべきことに合致する点と乖離する点があります。
ズレている箇所は意外と言語化できません。
なにかしらの節目であの時の自分 / 今の自分を比較する為に自己内省をすることで
これまでの道程を振り返り、 物思いに耽ることで頭の中がクリアになっていく感覚があります。
私の場合はどのようにするかというと、 アメリカに渡り夢と憧れを抱いていた青春時代を過去の自分が
どう過ごしていたか。 何を想っていたか。 霞んだもやを掻きわけるように想い返すようにしているのです。
愚かでピュアで煌びやかな時間でした。
彼の地アメリカでの私はロサンゼルスとニューヨークを行き来しながら時間を見つけては多くの場所を訪れました。
自己内省という人生を見つめ辿るある種の旅をする中で
ロサンゼルスからサンフランシスコへ車で向かう所謂ロードトリップをした時間を思い出します。
訪れた街 ・ 見た景色 ・ 記憶を思い出すとであの時は胸いっぱいキラキラしていた時間がよみがえります。
目的地のサンフランシスコは私にとって特別な場所でした。
写真や映画でみてきたサンフランシスコの坂道、 ツインピークス、 今は無きホテルカリフォルニア。
道中の吹き抜けたどこまでも続く一本道、 果てしない麦畑。
実際に見たときは胸が高鳴り、 はっと息をのんだことが忘れられません。
想像していたものと実際に自分の目で見たものはいつもかけがえないものでした。 乖離していたものもあります。
想像していたものを実際に見てから思うこと
私にとっての特別な旅の時間を想い返しながら、 今の自分ができることをこのシーズンで洋服にしました。 -
ADDRESS
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TANGERINE DESGIN株式会社
〒151-0051
東京都渋谷区千駄ヶ谷1-2-9 K-I-Tビル2階
本社 03-6804-5192 -